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セミナーの代金はどう受け取る?集客を増やすための支払方法とは

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セミナーの代金はどう受け取る?集客を増やすための支払方法とは

セミナーを開催する際に、代金の支払方法をどのようにするか悩む方は多いのではないでしょうか。
適切な支払方法を選べば、参加者を増やしたり、管理の手間を減らすことができるので、支払方法の決定は経営戦略の一つといえます。

そこで今回は、セミナー代金の支払い方法と選び方を解説します。

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この記事は20年以上金融サービスを提供してきたソモ㈱が執筆しています。

弊社のホームページはこちらです。

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セミナー代金の支払方法のメリット・デメリット

セミナー代金の支払い方法は多数あります。ここでは、それぞれの支払方法のメリット・デメリットを解説します。

現金払い

現金払いは、セミナー当日に会場で参加者から直接現金を受け取る方法です。
事前の入金確認や未入金の連絡などの手間がかかりませんが、会場での現金管理や釣り銭・領収書の準備など当日の手間がかかります。

また、事前振り込みよりも代金の回収が遅くなるというデメリットもあります。
最近ではキャッシュレス決済にだけ対応して、現金払いに対応していないセミナーも多くあります。

ただし、比較的参加人数やセミナー代金が少ないセミナーでは、現金を受け取ってもそれほどの手間がかかりません。その他の決済システムを導入する方が、手間や費用が掛かります。
小規模なセミナー向けの代金回収方法と言えるでしょう。

事前振り込み

事前振り込みは、セミナー代金を指定した銀行口座に振り込んでもらう方法です。
会場で現金の受け渡しが発生しないため、現金管理の手間が減らせる・盗難リスクが無くなる、などのメリットがあります。
また、基本的には振り込み履歴が証明になるため、領収書の発行も必要ありません。

ただし、セミナー前日までに振り込みが確認できない参加者がいる場合は、確認の電話などで手間がかかる可能性があります。

クレジットカード払い

クレジットカード決済を導入すれば、ネット上で簡単に支払いが行えます。
特に金額が高いセミナーでクレジットカード払いを導入すると、申し込み率が上がるという調査もあります。
参加者にとっては、クレジットカードを利用するとポイントも貯まり、キャッシュアウトも翌月になるのでメリットが大きいです。

しかし、クレジットカード決済を導入する側は、カード会社に支払う決済手数料が発生します。
決済手数料は参加者に請求するセミナー代金に上乗せすることは禁止されているので、セミナーを開催する側がすべて負担します。
決済手数料は3~5%程度のところが多いですが、決済手数料の分、利益が減少するので注意が必要です。
クレジットカードを導入したことによる参加者増の見込みや手間の削減などのメリットと、発生する費用を比べて導入するべきか検討しましょう。

分割PAY

分割PAYはクレジットカードが無くても、自社で分割払いを提供できるサービスです。
手元の資金が足りない人でも分割払いであれば、高額なセミナーにも参加できるようになります。

通常、自社で分割払いを提供すると残額の管理や、振替不能時の連絡などかなりの手間がかかります。
しかし、分割PAYを利用すれば、クラウド上で売上額の把握や残高の管理、振替不能時にSMSでの連絡など、一連の作業を完結させられます。

また、利用者から受け取る分割手数料は、自社の売上として計上可能なので、新たな収益源にもなります。

分割PAYについて詳しく知りたい方は、SOMO㈱のホームページをご覧ください。

コンビニ決済

コンビニ決済は払込票式を使い、コンビニで24時間支払いができる決済方法です。
水道光熱費をコンビニで支払うときと同じやり方なので、オンライン決済に不慣れな人でも利用できます。

セミナーの開催者側は、参加者がコンビニで支払いをするとリアルタイムで入金確認ができます。
決済手数料は販売額の3%前後の場合が多く、手数料の分は利益が減るので注意しましょう。

総務省の「通信利用動向調査報告書」によると、ネットショッピングでのコンビニ決済の割合はクレジットカードに次ぐ2番目となっています。
クレジットカードを持っていない若年層でも利用できるので、若者から年配の方まで利用する人気の決済方法です。

出典:総務省「令和2年 通信利用動向調査報告書

セミナーでは領収書の発行が必要?

セミナーを開催する場合に悩むのが、領収書の発行が必要かどうかです。

領収書が必要かは支払方法により異なりますが、現金払いの場合は基本的に領収書が必要です。
現金払いは、領収書を発行しないと支払いを証明するものがないためです。

今回紹介した現金払い以外の支払方法は、振込履歴や払込票などで支払いを証明できます。
そのため、基本的に領収書は不要です。

しかし、法人を対象をセミナーにした場合、会社の方針などで領収書が必要なこともあります。
セミナー会場では参加人数分の領収書を準備しておくようにしましょう。

ウェビナーでの支払方法

ウェビナーとは「ウェブ」と「セミナー」を合わせた造語です。コロナ禍で大人数が集まってセミナーを開く機会が減ったため、ウェブ上で開催するセミナーが人気です。
ウェビナーの参加費の支払方法は大きく分けて、以下の2つがあります。

ウェビナーツールの決済システムを使う

ウェビナーを行うためのツールには、決済システムを備えているものがあります。
ツールに付属している決済システムを利用すれば、新たに決済方法を整備する必要が無く、手間をかけずに導入できます。
支払状況の管理を一元化できることもメリットの一つです。
ただし、決済システムを備えているツールはまだまだ少なく、選択肢が限られているのが現状です。
ウェビナーツールとして人気のZOOMも決済システムが無いため、ツールの導入に費用が掛かる可能性もあります。

ウェビナーと決済システムを組み合わせる

ウェビナーに決済システムが搭載されていないのであれば、今回紹介したような銀行振込やコンビニ決済などを利用することになります。
自社のターゲットに合わせた決済システムを導入するために、あえてツールの決済システムを使わずに、複数の決済システムを組み合わせている会社もあります。

まとめ

セミナー代金の支払い方法は、現金やクレジットカード、コンビニ決済など多くの選択肢があります。
多くの支払い方法を用意すれば、間口が広がり参加者増を見込めます。
しかし、決済手数料が発生したり、手間がかかることもあるので、すべての支払方法を導入すればいいというわけではありません。

自社のターゲットに合わせて、効果的な支払方法を選択しましょう。

 

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