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クレジットカードの分割払いは信用情報に影響する?

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クレジットカードの分割払いは信用情報に影響する?

クレジットカードは私たちの生活に深く浸透して、多くの人が利用しています。

しかし、支払いを滞納したり、高額な請求になり来月分を支払えるか不安に感じたりしている人は多いのではないでしょうか。

この記事では、クレジットカードの分割払いは信用情報に影響するか、信用情報に傷が付いた際のリスクなどについて解説します。

信用情報を良好にする方法も解説するので、ぜひ最後までご覧ください。

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この記事は20年以上金融サービスを提供してきたソモ㈱が執筆しています。

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分割払いのクレジットヒストリーとは?

分割払いのクレジットヒストリー(クレヒス)とは、クレジットカードやローンの利用履歴です。

クレジットヒストリーは、金融機関がローンやカード発行などの審査をする際に、重要な記録として参考にします。そのため、分割払いの返済をしっかりと管理して、「良好なクレヒス」を残すことが大切です。

クレジットヒストリーに登録される情報

クレジットヒストリーには、個人の金融取引に関するさまざまな情報が登録されます。この情報は信用情報機関により厳重に管理され、加盟する金融機関で共有されます。

クレジットヒストリーに登録される情報は、主に以下のようなものがあります。

  • 本人識別情報:指名、生年月日、電話番号など
  • 申し込み情報:クレジットカードやローンなどの金融商品などの申し込み情報
  • クレジット情報:契約した内容や入金額、残高など
  • 利用記録:金融機関が個人の信用情報を紹介した履歴の記録

クレジットヒストリーを管理している機関は、CIC(株式会社シー・アイ・シー)・JCC(株式会社日本信用情報機構)・KSC(全国銀行個人信用情報センター)などがあります。

これらの信用情報機関は、連携して信用情報を共有しています。そのため、ある金融機関への支払いを滞納してしまうと、その情報は信用情報機関を通じて、多くの金融機関が確認できるようになるのです。

クレジットヒストリーに悪影響を与える要因

クレジットヒストリーが悪化すると、「ブラックリスト入り」と呼ばれ、金融取引に大きな影響を与える可能性があります。

クレジットヒストリーが悪化する要因には、以下のようなものがあります。

  • 支払い遅延
  • 短期間で複数社への申し込み
  • 多額のキャッシングやカードローンの利用
  • 債務整理

クレジットヒストリーに傷が付くと、もとには戻せないといわれています。回復するには、将来に渡り、良いクレジットヒストリーを作る行動を続ける必要があります。

自分のクレジットヒストリーを確認する方法

あなたのクレジットヒストリーは、信用情報機関に問い合わせることで確認可能です。情報はインターネットや郵送で受け取れます。

簡単な手続きで開示請求できますが、手数料がかかるので注意してください。情報の開示方法は、信用情報機関ごとに以下のように異なります。

  • CIC:郵送
  • JICC:スマホアプリ、郵送
  • 全国銀行個人信用情報センター:インターネット、郵送

開示された情報の中に「異動」や「遅延」があると、クレジットヒストリーに傷が付いている可能性が高いです。

クレジットヒストリーに傷が付いていない場合でも、無理な借入や返済の滞りをしていないか確認しましょう。

分割払いは信用情報に影響する?

クレジットカードやローンなどで分割払いを利用しても、基本的に信用情報に悪影響は与えません。

しかし、先ほど説明したように、支払いを滞納したり、多額の分割払いを利用したりすると、悪影響を与える可能性があります。

分割払いで信用情報に悪影響を与えないためには、適切な管理を心がけましょう。

分割払いは高額な商品を購入するのに便利なサービスです。計画的に利用して、遅滞なく支払いを続ければ、むしろ良好なクレジットヒストリーを築く機会になります。

しかし、支払いの滞納が続けば信用情報に記録され、将来の金融取引に悪影響を及ぼすでしょう。

分割払いで信用情報に良い影響を与える方法

良好なクレジットヒストリーを作るには、残高不足を起こさないことと、長期間の利用が大切です。

ここでは、分割払いで信用情報に良い影響を与える方法を解説します。

残高不足を起こさない

信用情報を良好に保つ上でもっとも基本的なことは、クレジットカードやローンの支払いの期日を厳守して、残高不足を起こさないことです。うっかりミスによる遅滞も信用情報に記録される可能性があるため、細心の注意が必要です。

また、支払いの遅れは、遅延損害金が発生するだけでなく、クレジットカードの利用が停止される可能性もあります。

分割払いでの「支払い義務の履行」は、金融機関が信用を評価する上で、もっとも重視する要素です。支払い能力があるだけでは、金融機関から信用を得るには十分ではありません。

支払い義務の履行を徹底することで、金融機関からの信用を積み上げられるでしょう。

長期間利用する

クレジットカードを定期的かつ、長期間に渡り適切に利用することを「クレヒス修行」と呼び、良好なクレジットヒストリーを作るのに効果的な方法です。

クレジットカード会社は、長期間に渡り安定して返済能力がある利用者を高く評価するためです。

例えば、電気や水道などの公共料金などの毎月発生する費用をクレジットカード払いにすれば、利用回数と利用期間を増やせます。

分割払いの利用は短期的な高額利用よりも、継続性と堅実性が信用情報に好影響を与えると覚えておきましょう。

分割払いで信用情報が傷ついたときのリスク

信用情報が傷ついてしまうと、ローンの審査に落ちる・カードの利用が停止されるなどの悪影響が発生します。

ここでは、分割払いで信用情報が傷ついたときのリスクを解説します。

ローンの審査に落ちる

信用情報に傷が付くと、以下のようなローンの審査に落ちる可能性があります。

  • 住宅ローン
  • 自動車ローン
  • 教育ローン
  • カードローン など

金融機関は融資の可否を判断する際に、必ず信用情報を照会します。信用情報に傷が付いていると、新たなローン契約が困難になります。

信用情報の傷は、単に金融機関との取引が難しくなるだけでなく、将来的に必要となる資金調達が制限されることを意味します。

あなたのライフプランを円滑に進めるために、信用情報を良好に保ちましょう。

カードの利用が停止される

クレジットカードの支払いが遅れると、利用停止や強制解約される可能性があります。強制解約されると、事故情報として5年間登録されます。

クレジットカードが停止されると、公共料金や携帯電話料金・サブスクリプションなどをカード払いにしている場合、これらの支払いも滞ってしまいます。

クレジットカードの停止は、単にカードが使えない不便さだけでなく、他の重要なサービスの延滞に繋がり、さらなる信用情報の低下を招くため注意が必要です。

賃貸契約ができない

賃貸契約の入居審査では、信用情報が直接影響することは少ないとされています。

しかし、多くの賃貸契約で利用される「家賃保証会社」を利用する場合、信用情報が大きく影響します。

家賃保証会社は、入居希望者の信用情報をチェックするのが一般的です。そのため、クレジットカードの支払い延滞など、信用情報に傷があると審査に落ちやすくなります。

このように信用情報は、金融取引だけにとどまらず、住居の確保のような生活基盤にも影響します。

まとめ

クレジットカードの分割払いは、基本的には信用情報に影響しません。毎月、しっかりと支払いをすれば、良好なクレジットヒストリーを作れます。

しかし、支払いを滞納すると、信用情報に登録されて悪影響を与えます。

分割払いをする際は、残高不足を起こさず、長期間に渡り利用すると、良いクレジットヒストリーを残せるでしょう。

信用情報が傷つくと、ローンの審査に落ちる・カードの利用が停止される・賃貸契約ができない、などのリスクがあります。

分割払いを利用する際は、毎月の支払額を適切に管理して、良いクレジットヒストリーを作りましょう。

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